アイルランドのドニゴールツイードを代表するMAGEE社の生地については以前に取り上げたことがありましたが、今回は何年か前に100周年を迎え、世界的にも広く認知されているスコットランドを代表するツイードメーカー、HARRIS TWEED社の生地をご紹介します。今回の生地も自分達が独自に入手したものです。
先ずは、少し珍しいライムグリーンとベージュの無地です。ツイードと言うとカントリーな色味やチェック柄が思い浮かびますが、この様な都会的な色使いの無地になるとツイードらしくないクリーンで洗練された印象です。
こちらは、白×黒のストライプとヘリンボーン柄です。特にヘリンボーンの方はベーシックなものですが、どちらもモノトーンになると、とたんにファッション性を帯びてくる様に思います。フランス人のような色彩感覚で、無彩色を華やかに着こなしてみるのも格好いいと思います。
ジャケットとパンツの洗練された色のコンビネーションを考えるのが楽しくなりそうです。今の私は、上のどの生地にもブラックのコーデュロイのパンツを穿いてみたいと企んでいます。